照りつける太陽
ありがたい自然の恵みではありますが、女性にとっては何かと気になる存在。
お肌やら目やら何かと守りに入らねばなりません。
開放的な気分になる夏なのに。。。
せめて守るアイテムも自分らしく、
太陽さえも味方につけて、夏のオシャレを楽しんでいただきたい。
そんなこの時期に欠かせないアイテムが、店頭に一気にお目見えしております。
そちらのご紹介を。
1960s French Vitage AMOR Style
AMORとは、メタルが上に一直線に走り、レンズリムがセル枠という構造の眼鏡の事。
50年代にフランスにて発明されたこの新しいシェイプは、ヨーロッパ諸国でたちまち流行し、
様々なブランドのデザインソースとして採用されました。
まさにオールドフレンチの定番。
あのムシュー・サンローランも、Diorのデザイナーを務めていた若かりし時に
愛用していたのもAMORタイプでした。
独自のセンスを感じるこの存在感。
是非、ご自身のスタイルを貫く方に身に着けていただけたら。。。
そしてこちらは、今なにかと話題の
英国ロンドンより。
69s ALGHA OCTAGON
1932年、ロンドンにてスタートした老舗眼鏡工房
ALGHA WORKS
40年代、イギリスはNHS(国営医療保険制度)を導入し
眼の悪い保険加入者には、政府から無料で眼鏡が配給されるようになりました。
近眼の私からするとうらやましすぎる制度ですが、
このNHS向けを生産していたのがALGHA WORKSでした。
国からデザインや素材の品質、価格等の規制を課せられたものの
その事が工場の技術向上に役立ったとか。
ジョン・レノンが愛用した事でも知られるALGHA WORKS
ジョンレノンというと、ヨーコと眼鏡を常に身に着けている印象が強いですが、
デビューからビートルズ中期までは
近眼だったにも関わらず、人前で眼鏡をかけるのを避けていたそうです。
確かにこの時代はかけている写真は少ないかもですね。
そんなジョンが、あの顔の一部ともいえる丸メガネをかけるようになったのは、
彼が出演した某映画(日本未公開)でかけた事がきっかけだったとか。
しかもおもしろい話が、その映画でかけていた眼鏡が先述したNHSのものだったのです。
ジョンがかけたことをきっかけに、目が悪くもない若者たちから
支給の要望が殺到したそうです。
近眼の私からすると、なんて図々しい!!と思わなくはないですが、
ジョン・レノンというカリスマですから致し方ありません。
話は長くなりましたが、そんなALGHA WORKSより届いたのは、
丸ではなく八角形(OCTAGON)。
1969年に製造されたこちら。
八角形フレームは当時のヒッピー達にも愛用されたデザイン。
Love&Peaceを唱えていたジョンもかけていたやもしれませんね。
80s NOVA
そして最後は世界に誇る、MADE IN JAPANです。
世界の逸品が生まれるメガネの産地、福井県鯖江市。
そんな鯖江市で1966年にスタートしたブランド、NOVA。
80年代以降に、チタン金属フレームの開発を皮切りに
「MADE IN SABAE」が世界の主要産地の仲間入りを果たし
その技術と品質の高さから
様々な海外ブランドが、生産に日本の福井県を選ぶようになりました。
実は私、福井県出身なのです。
県民として誇らしい気持ちで、今こうしてこのブログを書いている訳です。
若干顔がにやけているやもしれません。
何故、福井県鯖江市が眼鏡の産地か。
歴史的な事を話すと長くなりますので、ざっくり簡単に言うと
大雪を耐え抜く、粘り強さと器用さが売りの県民性
とだけアピールしておきます。
話は反れましたが、鯖江で作られたこのジャパン・ヴィンテージ。
もちろん日本人のお顔に合うスタイル。
また今年はカラーレンズがお薦めです。
どこかレトロな雰囲気も演出できるカラーサングラス。
そのレンズの奥に見える瞳が魅惑的に映り、
この夏を楽しめるのではないでしょうか。
80s BEVERLY HILLS POLO CLUB
EYEWEAR Collectionとして、ご紹介させていただいたラインナップ。
先日、スタッフが「似合わない眼鏡など実はない」という話をしてきました。
丸顔で毎回失敗をしている(実はそう思い込んでいるだけなのか..)私は、
その時は否定せざるをえませんでしたが
とはいえ、チェンレンジ精神は大事だなとは思いました。
とにもかくにも試してみないことには始まりません。
ご自分のお顔に溶け込むもの、またはチャレンジ精神をくすぐられるもの。。
共に是非お試しになってみてください。
ちなみ今回モデルをしてくれた彼女
弊社プレスの清水と申します。
店頭にも立ってくれているので、既にご存知の方も多いかと。
ファッションを楽しみ、独自のスタイルを貫き、いつも刺激をくれるカッコイイ女性です。
外部からもそのスタイルに定評のある清水ですが、
こちらのブログでも、そのスタイリングをご紹介できる機会がいつかあればと思っております。
そちらもお楽しみに。。
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LAILA VINTAGE 宮本