70s London Vintage,Maxi Dress.

60年代ロンドン

黄金時代とも呼ばれた、スウィンギング・ロンドン。

お洒落なチェルシーガール達は、皆ミニスカートに夢中になった。

流行というのはいずれは廃るもの。

６０年代後半から、ミニスカートの反動として現れたマキシ丈のスカートやドレス。

ミニスカートに飽きた、今でいうところの当時のファッショニスタ達は

こぞってマキシドレスを身に纏い、７０年代の大流行へと発展していった。

若々しさと活動性を象徴するミニ。

女らしく、優雅さを与えてくれるマキシ。

相反するこれら２つを、どちらか選べと言われたら

残念ながら、私は年齢的に選択肢はひとつしかないのだけれど、

それとは関係なくても、生地をふんだんに使い

それが美しいテキスタイルであれば

あまりにも贅沢だ。

と思えるマキシドレスに軍配があがるのではなかろうか。

（※個人的考察であり、決してミニスカートを否定している訳ではございません）

そんなマキシドレスが大流行していたロンドンで生まれた

こちらのドレスもあまりにも贅沢。

ロンドンヴィンテージらしい、大ぶりのバルーンスリーブに

３段のフリルからなるマキシドレス。

テキスタイルは小花柄と日本人にも馴染みのあるうずまき文様。

うずまき。。何故うずまき。。。

と最初は思いましたが、さすがうずまき、見れば見る程どんどん引き寄せられ

もはや虜。

こんな素晴らしい“布”に

身体をまかせ(巻かせ）れば、他にはないスタイルがあっという間に完成。

贅沢です。

本当に、心の底からこの時代のロンドンを

肌で感じてみたい

そう思わせてくれた一着です。

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LAILA VINTAGE 宮本