1920年~30年代
アール・デコ期に活躍したフランス人のクチュリエ、
“Jean Patou”
シンプルさとエレガンスが特徴で
当時の装飾芸術様式、アール・デコに調和するデザインを数多く発表しました。
ヨーロッパで最もエレガントな男性と言われていたジャン・パトゥ。
49歳という若さで死去した彼ですが、その後のメゾンは
マルク・ボアン、カール・ラガーフェルド、クリスチャン・ラクロア等
名立たるデザイナーが活躍しました。
そんなジャン・パトゥより、これからの時期に
ちょうど良いコートをご紹介致します。
カラーが特徴的なトレンチ型のコート。
真っ赤というよりは朱赤に近く、日本人に馴染みやすいカラー。
色物のコートとだからと気負う事なく着ていただけます。
華やかさもプラスしてくれる赤いコート。
五感の中で最も視覚と関係が深いのは赤色らしく、
視覚に飛び込んでくる赤は、目を惹き印象に残りやすそう。
印象に残るコートってなんだか素敵ですね。
そういえば、映画「シンドラーのリスト」で
パートカラーを用いて、モノクロの中で赤いコートを着た女の子がいました。
あまりにも悲しい運命でしたが、強烈なまでに印象に残った事は確かです。
なぜ赤を用いたか。スピルバーグの意図するところは何となく予想がつきますね。
ちなみに赤といえば連想する国が
情熱の国スペインですが、
15年前に訪れた時に、街を歩いていて思わず写真に収めてしまった光景があります。
赤い。。。
どちらも白髪のご婦人でしたが、右の方オールレッド。
さすが幾つになってもファッションにも情熱を忘れない国!
と関心した記憶があります。
とにかく、思わずカメラを向けてしまった程の赤の持つパワー。
ファッションに取り入れないなんてもったいないかも知れませんね。
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