1953年にメンズローファーとして発表された
グッチのホースビット・ローファー。
今やグッチのアイコン的なシューズとして
不動の地位を得ています。
乗馬の世界からインスピレーションを受け、
馬具の一種である、金属性の轡をあしらったローファー。
レディースが発表されたのは1968年。
メンズの印象が強いですが、70年代に入ると
当時のアクティブな女性たちに大絶賛されたとか。
確かに女性が履くと
何ともいえないエレガントさがそこにあります。
マニッシュなスタイルにも欠かせません。
状態も非常に良いので、グッチの原点ともいえる
このクラシックなフォルムに是非足を通しにいらしてください。
そういえばホースビット・ローファーはイタリア生まれですが、人気に火が付いたのはアメリカ。
もちろんハリウッド・スターが火付け役。
特に70年代に爆発的人気を誇ったようですが、
ちょうどその時代に制作された映画、「クレイマー、クレイマー」でも
主役のダスティン・ホフマンが履いていましたね。
このシーン。。。写真を見ただけでも泣けてきます。
私が最初にこの映画を見たのは子供の時。
親と一緒に見ていたので、若干気まずい思いをした事を今でも覚えています。
年を取るにつれ何度かこの映画を見直しましたが、
子供の時とは違う受け止め方を毎回しています。(当たり前ですが)
どちらにしろ、毎度毎度このシーンとダスティン・ホフマン演ずるテッドが
最後の方にフレンチトーストを作るシーンには涙。
あんなに下手くそだったのに。。。と。
ちなみにこの映画の原題は
「クレイマー VS クレイマー」
これを後で知った時、若干複雑な思いになりました。
確かにクレイマーさんとクレイマーさんが戦う話ではあるけれども。。。
この微妙な気持ち、共感してくださる方も少しはいるのではないでしょうか。
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LAILA VINTAGE 宮本