1932年、イタリア人デザイナー、マリア・ニナ・リッチによって
パリにて創業された
「Nina Ricci」
彼女の服作りは独特で
デッサンを行わず、生地を直接顧客の身体に合わせ、
カットやドレープを施していったのです。
その独自の技術は
女性の魅力を最大限に引き出すものでした。
彼女の作る服は、世間から「完璧なシルエット」と賞され
その手法からも「彫刻家」と呼ばれるようになるのです。
洗練されたフェミニンなスタイル
そして優秀な技能によってつくられた彼女の作品は
たちまち上流階級を中心とした女性たちの支持を獲得していきました。
LAILAに届いたこちらのコートも
「彫刻家」呼ばれた彼女のエスプリが伝わってくるような作品。
バックスタイルには
ニナ・リッチ=フェミニン=リボンともいえる
代表的なモチーフも。
Nina Ricciらしい、そしてVintageらしいクラシカルなコートです。
そういえば、2015-16秋冬コレクションから
ギョーム・アンリがNina Ricciのクリエイティブ・ディレクターに就任しましたね。
Carvenをあれだけの成功に導いた彼が生み出す
新しいNina Ricciの世界観。
注目されない訳がありません。
歴史あるNina Ricciの価値がさらに上がりそうな予感。
これは貴重な出会いかもしれません。
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LAILA VINTAGE 宮本