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Ossie Clark ,1965-1974

17.9.2015









只今、LAILAにて展開している





<Ossie Clark Archive Exhibition>







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オジーをご存知の方、初めて聞くという方様々ですが、


やはり世間的には名立たるメゾンに比べると、


あまり認知されていないと実感する日々。






「オジーはイヴ・サンローランと同じクラス。そのうちオジーの方が上になる」


とまで当時言われ、


サンローラン含め、フランスのデザイナー達は


オジーのデザインを最大の教科書にしていたとされていたほど、


世界中の人々を虜にしていたのに


なぜ、今さほど認知されていないのでしょう。






 

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オジーが一番輝いていたとされていたのは、


1965年から1974年の約10年間と言われています。






1965年に<ロイヤル・カレッジ・オブ・アート>を卒業するとともにデビューし、


アリス・ポロックと共に<Quorum>のデザイン、


量販店でもあった<Radley>へのデザイン提供など


ほんの10年間を美の為に邁進したオジー。






ちょうど60年代にスウィンギング・ロンドンが発生し


そのムードとちょうどマッチした、独創的なオジークラークの生み出す数々の傑作。


一躍時代の寵児になりました。






でも、10年というのはある意味折り返し地点というか、


音楽そしてそれに伴うファッション等のカルチャーも、約10年くくりで変化していくものです。






だって70年代に入ったロンドンというと


これまた時代の寵児といわれた「セックス・ピストルズ」を世に送り出した


マルコム・マクラーレンとヴィヴィアン・ウエストウッドが出てくるわけです。


スウィンギング・ロンドンのムードから


新しいものを求める若者たちがパンクに流れていくのも仕方がないことです。


時代のせいにしたくはないですが、いや、時代なんです。






また、誰もが出席したがったオジーのショーですが、


自分の好きな人しか呼ばず、博物館のキュレーターやファッション業界者の人々を始めとする


自分の功績を後の世代まで伝えてくれるような有力者たちと


積極的につきあおうとしなかったんだとか。





ファッションに対する彼の貢献が見落とされがちになってしまったのは、こういう理由もあるようです。





 

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加えて、公私共にパートナーだったセリアとの1974年の別れは


彼にとっては大打撃だったと思います。


最大のデザインソースでもあり、心の拠り処でもあった彼女をなくしたのですから。。。






なんだか悲劇のデザイナー的な扱いになってしまいましたが、


でも、彼が天才デザイナーだったことは間違いありません。






セレブリティーはじめ、みんなが彼のロマンティックな作品に


魅了されたのです。




 

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美しいジェーン・バーキンがより美しく


そう、女性の身体を理解し、美を追求した彼の成せる業。






さらに、ロック・ミュージシャンやその隣に常にいる


彼らのミューズ達もみんな虜に。




 

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ミックも



 

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ブライアンも



 

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キースだって。






メンズも手掛けていたオジー。


ストーンズに衣裳も提供していました。





そういえば、ミックの当時の恋人マリアンヌもオジーの顧客。


そして妻となったビアンカも。





ビアンカとミックの結婚式用のドレスもオジーがデザインしたんです。


が、妊娠していたのを隠していた為、結局着られず(オジーの服細いんで…)


サンローランで臨んだという逸話も。




 

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ビートルズのメンバーも常連でした。




全然関係ないですが、このジョージ・ハリスン、オジーに似てませんか?




 

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実際、間違われることもあったそうです。


試しにこの写真にヒゲや諸々を足してみたら


そっくりでした。(どうでもいい事ですが)

 





そんな事より、ストーンズとビートルズが屯していたという


<Quorum>のブティック、とんでもない所ですね。


タイムマシーンがあったら行ってみたいです。


行ったら行ったで失神してしまいそうですが。





 

Celia Birtwell at an Ossie Clark fashion show, London 1970






オジーとアリスのコレクションの動画も何度か


見た事があるのですが、


モデルたちが彼らの作品を纏い、


思い思いに踊りながら歩くんです。


その舞った姿と、オジーの生み出す流れるようなシルエットが


重なり、とてつもなく美しい。






ちなみそのショーにはジョン・レノンとオノ・ヨーコの姿もありました。






 

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「オジーの服は勝負服。着ると美しく、そして幸せな気持ちになる」



女性は口々にそう言いました。







 

ブログ2






冒頭に、デザイナー達は皆


オジーの作品を教科書にしていたと書きましたが、


サンローランは、オジーがすでに完成させていたロッカージャケットを


次のコレクションで発表したり、


ディオールでも似たような事もあったりと、皆が一様にコピーしていったのです。






要するに、女性だけでなく他のデザイナー達をも魅了していたという事です。






ブログ10







「僕の服を着ると、女性が特別な存在になった気がするんだ」






この特別感を味わえるのは、袖を通した人のみです。



LAILAではそれを体感していただけます。






そして、オジーのように素晴らしいデザイナ―達を伝えていく事も


LAILAの使命だとも思っておりますので、


是非、懲りずにお付き合いくださいませ。








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