Jean Varon,1970s Long Dress.

22.3.2017

60～70年代

Londonでは素晴らしいデザイナー達が

多く輩出されました。

それほど当時のイギリスという国、そしてロンドンという街に

活気があり、群を抜いて華やかだったという

証拠でしょう。

しかし、素晴らしいデザイナー、デザインが生まれていながら

現在まで名を残しているブランドは少なく

且つ日本ではあまり知られていない。

なぜでしょう？

それはきっとイギリスとフランスという国の違いもあるのだと思います。

例えば、ロンドンの伝説的デザイナー、Ossie Clark。

LAILAのお客様はもちろんご存じでしょうが、

やはり一般的には認知度は低い気が。。。

そんなOssie Clarkもパリで活躍していたのなら

サンローランのようになっていたのでは、とまで言われています。

そういう事情もしっかり捉えていたのでしょうか

Jean Varonのデザイナー

Jhon Bates

自身の名前ではなく「Jean Varon」という名で

ブランドを設立した理由は

ファッション業界で活躍するには、フランス的でなくてはならず

イギリス的な自身の名前よりも

フランスでポピュラーな「Jean」という名を使用したのだとか。

斬新な生地使いとデザインで

当時の女性を魅了した、ジョン、、いや「Jean Varon」

今の私達も十分に魅了してくれます。

60年代はミニドレスで注目を集めましたが

こちらは華やかなマキシドレス。

鮮やかで独特なテキスタイル。

当時だからこそ生み出された大胆さ。

そんなハッとさせられ心奪われる作品が

London Vintageには多いのです。

日本では有名でなくても

世界的に見れば評価される当時のロンドン・デザイナーは数知れず。

ていうか、有名だろが無名だろうが関係ないんだ！！

良いものは良いんだ！！！

と叫びたい心を必死で抑えつつ。。。

そんな中々お目にかかれないような

貴重なLondon Vintage、

LAILAでは数多く触れられます。

是非、敢えて普段着で取り入れていただければ。

当時の華やかな女性たちの気分、そう、ムードが味わえるかもしれませんよ。

LAILA VINTAGE 　宮本