千鳥が連なって飛んでいる姿が由来の
千鳥格子
日本では、そんな美しい情景が浮かんできそうな
呼び名で親しまれていますが
本家、英国での呼び名は
「Hounds tooth」
“猟犬の歯”という意味になり、
犬の牙の形に似ている事からそう呼ばれるんだとか。
そんな鳥が羽ばたく美しい情景も、
この柄が持つ上品でクラシックなイメージの
真逆のような野性味溢れる表現で、
若干違う印象も受けなくはないのですが、、、
しかしYves Saint Laurentが
この柄を手掛けると
やはりエレガント。
英国紳士のようなマスキュリンさと
どこか可憐さもあるコート。
まさに
可愛らしい千鳥と猟犬の牙のように
相反する2つ要素が
ミックスされた事で生まれた
魅力的な一着。
ちなみに
元来、ハウンドトゥースには
スコットランドの氏族をわかりやすく
分類する役割があり
争いを避けて中立の立場をとるという
意味合いがあったんだそう。
平和の象徴の様な柄。
今の時代に着るべき一着なのかもしれませんね。
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