シャネルやスキャパレリ、ランバン達と
肩を並べるような
デザイナーになる!
と、なんと10歳で決意したという
ユーベル・ド・ジバンシィ
貴族の家庭に生まれ、
親族は皆芸術家。
やはり育ちと環境というのは人を形成するのに
重要だとは思いますが、
彼の場合はまさに血統から
芸術家になるべくして生まれてきたようです。
そりゃ10歳で
デザイナー宣言ができるはすです。
様々なメゾンで修行をした後、
24歳という若さで
自身のメゾンを立ち上げたジバンシィ。
革新的なアイテムを次々と打ち出し
若くして成功を収めました。
当時は
ディオールのニュールックが浸透していた時代。
ウエストがくびれ、ヒップを強調した
女性らしいシルエットは
戦後の女性達を虜にしました。
そしてジバンシィが打ち出したスタイルは
そのニュールックの真逆をいく
ウエストに自由をもたらす
ゆったりとしたシルエット。
身体を服に合わせなくてはいけなかった
ニュールック。
それはそれでエレガントではあったでしょうが、
女性のウエストは多種多様。
ジバンシィの生み出したスタイルに
助けられた女性たちも多かったはずです。
ご紹介のコートも
ウエストはもちろんの事、
お袖も身幅もゆったりとしたサイズ感。
リラックスとモダンが叶う一着です。
身体が縮こまるこの季節、
楽に着られて暖かくて
且つお洒落であるというのならば
文句のつけようがございません。
それにしても、ジバンシィとディオール。
この対極のスタイル
オーバーサイズかタイトか
これはある意味私の中での究極のテーマです。
色々な事を気にせず楽して楽しくいきたい
しかし、そんな日々を送っていたら
急に与えられた課題に対応できなくなっていた。
そんなイメージでしょうか。
先日も服の片付けをしていて発見した
スキニーパンツの山。
試しに穿いてみたら息切れを起こしました。
過去の自分を称えつつも
現在の自分への課題が膨れ上がり。。。
身体を服に合わせる。
ディオールの女性へのアプローチ
有難いことだと頭ではわかっているのですが、
たまにはジバンシィに甘えたって
いいではありませんか。
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