Vintage Scandinavian Jewelry,“Kupittaan Kulta”

ジュエリーデザイナー、Ellis Kauppiによって

1945年にフィンランドにて設立されたワークショップ

“Kupittaan Kulta”

先日ご紹介した

フィンランドを象徴する天然石、ラブラドライトを

いち早くジュエリーに用いた人物でもある

Elis Kauppi

フィンランド・ジュエリーデザインのパイオニア的存在でもあり

今日のスカンジナヴィアンジュエリーの

需要を高めた立役者でもあります。

そんな氏がつくり出す作品は

どこか抽象的

当時、ポピュラーだった

花や葉といった自然のモチーフを

デザインに取り入れる事を拒否し

抽象化を強調。

真のモダニストとして世界中から注目を浴び

数々権威ある賞を受賞し

フィンランドを国際的なジュエリーデザインの場へと

押し上げたのです。

ワークショップを設立した40年代といえば

戦時下。

そんな困難な状況の中でも、

ジュエリーデザインの基準を推し進めたいという

氏の強い願いが

革新を遂げたのだと思います。

そんなジュエリー界、そして国においても

貢献した人物。

フィンランドにおいては

日本でいう人間国宝的な位置づけにされているんだとか。

というと

江戸小紋の小宮さんや陶芸の濱田庄司的な存在、、、

(私は濱田庄司と皆川マスさんの山水土瓶の話が好きなのです）

すごい人だな、、、

と感心しながら思い出したのですが、

その濱田庄司といえば

民藝運動の父、柳宗悦と共に北欧に渡り

北欧モダニズムの思想に触れていた。。

そして深く共鳴し

その後にあの民藝館を作ったという事実。

北欧モダニズムと日本の民藝運動の関係性。

日本の思想や文化にも影響を与えたことは間違いない

北欧諸国。

という事は我々日本人とは

とても相性の良いものという事です。

皆様のお手元にも

きっと、す～っと馴染んでくれるはずです。

貴重なデザイナー達が生み出してきた作品。

是非お試しください。

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