Burberrys,Vintage “BLUE” Trench Coat.

 

 

 

 

鮮やかなブルーのトレンチコート

平和の象徴のような一着。

 

 

 

 

なぜなら

もう塹壕に隠れる必要もないし、

手榴弾をぶら下げることも

負傷した仲間を引っ張る必要もない。

ましてやライフル銃を構えることも

あるはずがない。

 

 

 

 

軍服ではなく

ファッションとして楽しめるようになった

トレンチコート。

 

 

せっかくなら

ベージュに限らず

色々なカラーにトライするのもおもしろい。

 

 

 

そもそもトレンチコートに限らず

ミリタリーアイテムが

現在に至るまでファッションアイテムとして浸透し、

多くのデザイナーに影響を与えているのは

その機能美からのデザイン性の高さ。

単純に“格好良い”から。

 

 

 

カッコイイではなく格好良い

カッコイイではなく男前

そんな佇まい。

 

 

もし、私が男に生まれ

且つ明治期に生まれていたならば

迷わず海軍の軍人を目指し、

秋山真之のような名参謀になりたい。

いや、乃木希典の下の陸軍も捨てがたい。

 

 

女の私がこんな事を

書いていたら

ドン引きされるのかもしれないが、

そんな風な趣味嗜好になってしまうのは、

単純に制服=軍服が格好良くて好きだからだ。

いや、ファッションの視点からみても

間違ってはいないはず。

 

 

 

 

当時の子供たちが憧れるのもわかるし、

祖父が海軍に志願した理由も

分からなくもない。(整備兵だったけど）

 

 

 

現代においても

観閲式を見ていると、心打たれる事が多いのは

やはり制服姿が格好良いから。






 

そんな軍服のルーツを持った

現代版の平和的なトレンチコート。

裏地のチェックもどこか優しい。

とはいえ男前のエッセンスは健在。

 

 

そして女性が着る事で

よりその男前度が高まり、

現代版の強く、優しい女性像が完成する。

 

 

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