柔らかく、カールした毛足で
包んでくれる
アルパカのコート。
南米アンデスの過酷な自然環境から
身を守り、生き抜いてきたアルパカの毛は
保温性、保湿性、軽さ、柔らかさを持つ、良質で希少な素材。
以前、知人がペルーに行った時に購入した
現地のインディヘナのおばあちゃんが道端で売っていたという
アルパカのニットを見せてもらったことがあります。
その場でアルパカの毛を紡いで編んだのか?!
と思う程、若干雑、、いや、民族性を表した
おおらかな一着ではあったのですが、
驚いたのはその素材感。
その柔らかさ、暖かさに感動し、
なんて贅沢なんだ。。と思いました。
(そんなに高くはなかったそうですが。)
そんなアルパカを使用し、Hermesが作ったコート。
もちろん、インディヘナのおおらかなものづくりとは
また違った、いや全然違う、
洗練された一着。
でも
一流メゾンでもインディヘナでも
かけ離れているようで
どこかイコールになる
同じ価値と贅沢さがあるのでは
とも思います。
そして、それに気づいているのが
2011年のカレにオトミ族の刺繍を採用したように
メゾン・エルメス自身なのだという事を
密かに気づかされ、
若干悔しくも
やはり“一流”なのだなと思わざるを得ないのです。。
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