ID : WDR00002716 |
Designer : Hanae Mori |
Sold |
size | 表記 7 肩幅:36.5cm 身幅:42.5cm(若干の伸縮性有り) 袖丈:58.5cm 着丈:128.5cm |
material | polyester 100% |
color | black / green / white / yellow |
condition A | 若干の着用感はございますが、良いコンディションです。 |
1970-80s Hanae Mori, white camellia print maxi dress
本来日本の伝統にはなかった“洋服”デザインで、国際的に認められた日本人デザイナー、森 英恵。 閉鎖的だったパリ・オートクチュール協会の日本人会員として認められ、Gabrielle Chasnelや、Madame Gresらに続く世界有数の女性として活躍します。
白椿の花が清々しく凛と咲き誇るテキスタイルが印象的なマキシドレスは、立体的または彫刻的な美とは異なり、平面装飾的、曲線模様に敏感で、色彩の取り合わせに秀でた一着。 柔らかな官能性も日本絵画の伝統と似通い、約50年の時の流れを感じさせない揺るぎない作り手の美意識に、本質を感じ取る事が出来ます。
身体を締め付けないジャージー素材を用い、着心地の良さを伴いつつも、視覚的な美しさを一切損なわずにエレガンスを維持するデザインが、当時、如何に進歩的で革新的であったかは想像に難くありません。
自分とは何か、自分自身であり続けるにはどうあれば良いのかを追い求めて物づくりに取り込んでいるうちに、気がついたら仕事が国境を超えていた、と語る森 英恵。 全ての女性が持つ、大地のように全てを包み込む優しさを、服で表現し続けた先駆者の哲学が宿る貴重な一点。