ID : WSE00000203 |
Designer : Yves Saint Laurent |
Sold |
size | jacket 表記38 pants 表記36 肩幅:38.5cm 身幅:46.5cm ウエスト:65cm 袖丈:63cm 着丈:jacket 66cm / pants 111cm (股下82cm) |
material | wool100% |
color | green/blue/yellow |
condition A | 若干の着用感はございますが、良いコンディションです。 |
1970s Yves Saint Laurent, checked setup suit
斬新なデザインとエレガンスを併せ持つコレクションで時代を築き上げた Yves Saint Laurent。 最も象徴的なスタイルに、1966年に発表されたタキシードスタイルが挙げられますが、元来、喫煙時に煙草の香りから衣服を守る用途で男性が着用していたスモーキングジャケットのコードを用い、女性の身体に合わせて仕立てられたジャケットは、オートクチュールの顧客達にはあまりにも斬新すぎたのでしょうか、当時実際にオーダされたのは一着のみだったそう。
その後、プレタポルテラインでも発表されると、若い顧客達の支持を受け、瞬く間に成功を納める事となります。
2002年まで、ワンシーズンも欠かす事なく、スモーキングジャケットの解釈を進化させたパンツスタイルを発表した続けたYves Saint Laurent。
今回のご紹介は、適度な張りのチェックウール生地のセットアップスーツ。
一見グレー味を帯びたがカーキに映りますが、ブルーやイエローなどのと数色の糸によって織り成されるチェックのテキスタイル。 カジュアルにも着やすいパッチポケットのテーラードジャケットは、肩山に少量のギャザーが入っており、袖を通すとさり気ない女性らしさが表現されています。
一方パンツは、2本のタックで着心地が良く、センタープレスですっきりと落ちる美しいライン。
いち早くパンツスーツを女性に提案し、新たな美を引き出したYves Saint Lautrent。服飾史の一ページを身に纏える貴重な作品です。