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Yves Saint Laurent,Short Tunic Coat.

18.1.2019

 

 

 

 

 

 

 

 

 


たしか中学生の時


毎日、担任の先生に日記を提出しなくてはいけない時期があり


いつも適当に書いていたのですが、


私の友人は何を思ったか


四コマ漫画で毎日提出していました。


しかも毎日の出来事、つまり所謂日記を漫画にしたのではなく


全く関係のない、とてつもなくくだらない


そして毒のあるシュールな内容なのです。


流石に先生から怒られるだろうと思っていたのですが、


その1週間後から


彼女の四コマ漫画を先生は掲示板に貼りだすようになりました。


今思い出しても子供の教育にはあまりよろしくない


内容だった気が。


ただ、私自身毎日楽しみにしていたのは確かです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


そんな何十年も前の事をふと思い出したのは


サンローランをご紹介するからでしょうか。

 

 

 

 

 

 


サンローランがディオールの下で働いていた


20歳の時に描いていた


「おてんばルル」


ディオール氏も密かにルルの最新作を


楽しみにしていたという逸話も残っていますが、


あのフランソワーズ・サガンの目に留まり、


サンローランを何年も口説いて


絵本として出版されたのだとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 


ただしこの絵本


決して児童書コーナーにはおいてはいけない内容。


可愛い絵に騙されてはいけません。


おてんばどころではない


あれはサイコパスレベルの残酷さをもつルル。


冷静にみればただの犯罪者です。

 

 

 

 

 

 


え?ムッシュ?


そんな言葉が何度も心の中を走りました。


色々な残酷な漫画は見てきたつもりでしたが、


絵が可愛いだけに


それともサンローランが描いたと思うからか


心のざわつきが


それらよりも若干長引くのです。


それが狙いなのでしょうが。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 


いや、偉大なデザイナーだからこそ


多少のクレイジーさを兼ね備えていなくてはいけないのでしょう。


普通の人間ではこんな繊細なものづくりはできないのです。


(と、言い聞かせながら)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


こちらのコートだって繊細にそして緻密に作られています。


計算されたギャザーとタックの入れ方。


定番のコートとはまた違う


丸みを帯びた女性らしいチュニックのようなシルエット。


袖を通せば、


良い意味で心がざわつきます。


それが狙いなのでしょうが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


何はともあれ、


結局のところは色々な事をひっくるめて


イヴ・サン=ローランという


偉大なデザイナーが出来上がった。


というところに


落ち着くのです。

 

 

 

 

 

 

 


とすると、


中学の時のあの四コマ漫画を毎日提出していた友人。


毎日楽しみにしていた先生が


ディオールだとしたら


サガンのような人物が現れていたら


もしかして


サンローランのような偉大なアーティストに


なっていたのではなかろうか。

 

 

 

 

 

 

 

という意味のない事を想像してしまいました。

 

 
 

 

 
 

 

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